よぴよぴの日々

歌手のピ（RAIN）は、今月15日のソウル公演を皮切りに、「ワールドツアー・コンサート」の華麗なスタートを知らせた。

「Rains Coming」と名付けられたピ（RAIN）のワールドツアーは、アジア歌手としては初のマンモスクラスの世界ツアーコンサートプロジェクトである。技術的な面と公演メカニズムの両面で、韓国のコンサート文化を一段階発展させたと評価され、公演が始まる前から期待を増幅させている。

「マジックと幻想」をコンセプトに構成されたコンサート会場内は、まるで別世界に来たような感じを与える。ワールドツアーではあるが、東洋と西洋の調和と韓国的な趣を公演に盛り込むための試みがうかがわれる。ベッカムを連想させるピ（RAIN）のヘアースタイルは目を引き、椅子と旗を利用したパフォーマンスと酔拳ダンスは、観客の視線を虜にするのに充分である。

ピ（RAIN）は２時間、華麗なパフォーマンスと、現在までのアルバム収録曲のうち『太陽を避ける方法』、『It’s Raining』、『I Do』など、全20曲をライブで歌いこなして会場を埋め尽くした観客を熱狂させた。特に４集アルバム収録曲『Friends』を歌うときは、大型スクリーンで、ファンにエイズで苦しんでいる発展途上国の子供への慈善メッセージを伝えて目を引いた。

一方ピ（RAIN）は、この公演を皮切りに6ヶ月間、アメリカ、シンガポール、香港、中国、日本等12か国の主要都市を回り、全35回のコンサートを行う予定である